治熱灸(ちねつきゅう)とは、大きめに作ったお灸に火をつけ、温かみを感じてきたらとる方法です。
学校で習ったやり方は、もぐさに火をつけた後いちいち患者役に「熱くないですか?」と聞いていました。
患者役が「熱くなってきました」と言うと取っていました。
患者主体のやり方だったのですね。
ただこのやり方だと
人によって暑さの感じ方も違う。
患者役になると、背中や腰の見えない所は「いつ熱くなるのか?」なんだか怖くてめちゃくちゃ緊張していました。
学校を卒業して助手として勤めていた鍼灸院では、お灸は全て治熱灸でした。
しかし、患者さんに熱さを聞くのでなく脉をみて、もぐさを取り去る時を判断していました。
もぐさに火をつけて3分の1~半分ぐらいになると、脉拍がゆっくり、遅くなってきたり
脉(血管)が丁度よい柔らかさに変化していきます。
そこが一番良い、取り去る時です。
背中や腰など、脉が見えない場合は背中の動きで呼吸が深くなってくるのがわかります。
もぐさを置いている周りの皮膚に、ツヤがでてきます。
そうやって【治療家主体】で判断して、もぐさを取っているので
「やけどしない、ほわほわ温かい、気持ちの良い治熱灸」ができるのです。
今日は作り方をご紹介!
(患者さんがいない時のBGMは、恩師の先生が勉強会で講義されていた時の録音です。
これを聞きながら、お灸をつくっています(^-^))
↑もぐさの塊
↑三角錐の形にしていきます
↑大まかな形ができたら、穴があいていたり、ヒビ割れている所を埋めていきます
↑一番大事なのは、底です!
底をきれいに平らにすると、置いたときに安定するし脉がぐっと良くなります(*´∀`)
この画像だと、ヒビが入ってますね
↑埋めていきます
↑できました♪
↑本当は動画を撮ったのですが…動画はアップロードできませんでした(;つД`)
このお灸の香り、すーっと立ち上る煙が大好きです(*´ω`*)
ほんわか気持ちの良いお灸、オススメです!
以下、しばらくの間貼り付けます。
【緊急事態宣言をうけて当院での方針】
・患者さま同士の予約の間隔をあける
・どうしても予約の間隔があけられないときは、離れた場所に設置したイスに座ってもらう
・待合室にあるアルコールジェルを使ってもらう
コロナ関係なく【当たり前】ですが
・一人ずつ、使い捨ての鍼を使用
・枕カバーも一人ずつ交換
・体が当たるもの(胸あて等)は、治療後すぐに次亜塩素酸水で消毒
他、トイレのドアノブ・玄関・イス・治療室内のものも同じように次亜塩素酸水で消毒しております。
注意をして、診療させて頂きますm(__)m
また、ご予約について
・ご予約が17時以降入らない時は、早めに退勤させて頂きます。
当日予約をされる方は、早めにご連絡頂けたら幸いです。
私が気を付けていること
毎日の検温、手洗い、うがい、院内の消毒は徹底して行っております。
また
外出から戻ったら手洗い、うがいに加えて歯みがき(朝、治療院に着いたら真っ先に歯を磨いております)
電車やバスなどに乗っている時は、マスクの中でガムや飴をなめて口呼吸をしないようにしております。
(唾液もでるしオススメです♪)
そして家に帰ったら着ている物は全部洗濯して、なるべく早く入浴するようにしております。
気持ちの良い鍼、温かいお灸、小児はり
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